ごあいさつ。

 

小林大伸堂 4代目彫刻士 小林照明の想い

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当方の印鑑は、願いや想いを込めてお作り頂く印鑑として、多くのお客様にご愛用いただいております。

相手に贈る場合も 自分で買われる場合も
「想い」や「願い」「気持ち」を彫刻士や当社スタッフにお伝え頂き、
「不安」や「心配」を 「安心」「希望」「励まし」「自信」「勇気」
といった 前向きな気持ちに変えていく、そんなお客様のお気持ちの変化を目の当たりにする日々でございます。

マイナスをプラスに、負のイメージを前向きなビジョンに、そんな風にお気持ちを
変えていく後押しの役割を「印鑑をあつらえるということ」が請け負っているのだと思うのです。

特にご両親から娘や息子へ、祖父母の方からお孫様へ というように
単にモノや記念品を贈る「プレゼント」ではない、
それ以上の想いや願いの込められた近親者からの「心贈り」としてお求めいただくことが多くございます。

人生の節目に立つ我が子に印鑑を贈ろうと思い立たれたご両親や祖父母の方の、相手への想いを届ける橋渡しをさせていただく責任と喜びを感じるのです。

昨今の日本においては、電子化やペーパーレス化の波により印鑑の習慣や文化が薄れつつあります。
しかしながら、現代においての印鑑の重要性・信頼性の根幹は尚揺らぐことはなく、
正しい知識のもと良い印鑑を正しくお使いいただくことの重要性はより一層高まっているのが現実です。
中高年の方までは 「印鑑」には 特別な意味があるということを
意識の中に持たれている方が少なからずいらっしゃいます。

「分からない」「難しい」と知識無きままに社会への一歩を踏み出されてしまう若い方への啓蒙活動なども、
印鑑業界に身を置くものとして必要かと思われます。
私は 40過ぎの頃からご先祖様(お仏壇)に自然と手をあわせるようになりました。
毎朝 ご先祖に感謝したあと 「元気・勇気・やる気・前向き・そして自信を持って一日を過ごします! 」
と宣言します。。

(若い頃は神も仏もありませんでしたが、経験を経ると
自分自身の戒めのために手を合わせることが習慣になりました。
歳を取ると様々な要因が積もり、心が折れそうになることが多々あります。
神信心もひとつの「安心」材料なのでしょう)

なかなか前向きに行動することは、言うに易く実践することは難しいですが、
印鑑がその役割の一部、後押しになればと思います。

 

株式会社小林大伸堂 四代目彫刻士 小林照明

 

 


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